入国審査でよく聞かれる3つの質問
入国審査でよく聞かれるのは、入国の目的(What is the purpose of your visit?)、滞在期間(How long are you staying?)、滞在先(Where are you staying?)の3つです。外務省の海外安全ホームページも、米国の入国審査について、渡航目的や滞在先などを聞かれる可能性があると案内しています(アメリカ合衆国(米国)安全対策基礎データ)。
Q は審査官の質問、A はあなたの答えの例です。英文の横のボタンで音声が聞けます。
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入国の目的:What is the purpose of your visit?
QWhat is the purpose of your visit?
渡航の目的は何ですか?
ほかの聞き方:
今回はどういった目的でいらっしゃいましたか? お仕事ですか、観光ですか?答え方の例
ASightseeing.
観光です。
AI'm here on vacation.
休暇で来ました。
AI'm here on business.
仕事で来ました。
観光なら Sightseeing. のひと言で十分です。友だちに会いに来たなら I'm visiting a friend.(友だちを訪ねてきました)と言います。I come here for travel. でも意味は通じますが、英語としては不自然です。
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滞在期間:How long are you staying?
QHow long are you staying?
どのくらい滞在しますか?
ほかの聞き方:
どのくらい滞在しますか? 滞在期間はどのくらいですか?答え方の例
AOne week.
1週間です。
ATen days.
10日間です。
AI'm staying for ten days.
10日間滞在します。
One week. のように期間だけ答えれば大丈夫です。日付で答えるなら Until the 15th.(15日までです)のように言います。文で言うなら I'm staying for ten days. のように、「〜の間」は for で表します。
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滞在先:Where are you staying?
QWhere are you staying?
どこに滞在しますか?
答え方の例
AAt a hotel near the station.
駅の近くのホテルです。
AI'm staying at a hotel downtown for five nights.
市内中心部のホテルに5泊します。(downtown は「中心街に」)
AI'm visiting my daughter. She lives here.
娘に会いに来ました。娘はこちらに住んでいます。
ホテルの名前を聞かれることもあります。名前を言えるようにしておくか、予約の確認画面をすぐ見せられるようにしておくと安心です。
ほかに聞かれることがある質問
目的・期間・滞在先のほかに、仕事、初めての訪問かどうか、帰りの航空券、だれと旅行しているかを聞かれることもあります。どれも短い答えで十分です。
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仕事:What do you do?
QWhat do you do?
お仕事は何ですか?(What's your occupation? と聞かれることもあります)
答え方の例
AI work in an office.
会社(オフィス)で働いています。
AI'm an engineer.
エンジニアです。
AI'm retired.
退職して、今は働いていません。
What do you do? は「今何をしているの?」ではなく、仕事を聞く質問です。職業を言うときは I'm engineer. ではなく I'm an engineer. のように、a や an をつけます。
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初めての訪問かどうか:Is this your first visit?
QIs this your first visit?
こちらに来るのは初めてですか?
答え方の例
AYes, it's my first time.
はい、初めてです。
ANo, it's my second time.
いいえ、2回目です。
Yes か No のあとに、ひと言足すだけで十分です。Is this your first time here? と聞かれても、同じように答えられます。
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帰りの航空券:Do you have a return ticket?
QDo you have a return ticket?
帰りの航空券はありますか?
答え方の例
AYes. Here it is.
はい、こちらです。
AYes. I fly back on the 20th.
はい、20日の便で帰ります。
外務省の海外安全ホームページは、ビザなし(査証免除プログラム)で米国に入国する人が準備しておく書類の例として、帰りの航空券やホテルの予約確認書を挙げています。すぐ見せられるようにしておけば、Here it is. のひと言で済みます。
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同行者:Are you traveling alone?
QAre you traveling alone?
おひとりでのご旅行ですか?(Who are you traveling with? と聞かれることもあります)
答え方の例
AYes, I'm traveling alone.
はい、ひとり旅です。
ANo, I'm with my wife.
いいえ、妻と一緒です。
AWith my family.
家族と一緒です。
一緒にいる人は my wife(妻)、my husband(夫)、my family(家族)、my friend(友だち)のように言います。
申告するものを聞かれたら:Do you have anything to declare?
Do you have anything to declare? は「申告するものはありますか?」という意味で、何もなければ No, nothing to declare. と答えます。入国審査のときや、そのあとの税関で聞かれる質問です。
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申告するもの:Do you have anything to declare?
QDo you have anything to declare?
申告するものはありますか?
ほかの聞き方:
申告するものは?答え方の例
ANo, nothing to declare.
いいえ、申告するものはありません。
AI have nothing to declare.
申告するものはありません。
AI have some snacks.
お菓子を少し持っています。
declare は「(税関で)申告する」という意味です。食べ物を持っているときは、I have some snacks. のように正直に伝えましょう。持ち込めない食べ物は国によって違うので、出発前に行き先のルールを確認しておくと安心です。
聞き取れなかったときの英語
質問が聞き取れなかったときは、Sorry? Could you say that again?(すみません、もう一度言ってもらえますか?)と聞き返しましょう。聞き返すのは失礼なことではありません。分かったふりをするより、ずっと確実です。
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○Sorry? Could you say that again?
すみません、もう一度言ってもらえますか?(Sorry? は語尾を上げて)
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○Could you speak more slowly, please?
もう少しゆっくり話していただけますか?
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○Sorry, I don't understand.
すみません、よく分かりません。
「ワンモアプリーズ」でも通じなくはありませんが、Could you say that again? のほうがずっと自然です。
いちばん避けたいのは、分からないまま Yes と答えてしまうことです。たとえば Do you have anything to declare? に Yes と答えると、「申告するものがあります」という意味になってしまいます。
入国審査の答えは短くていい理由
審査官が確かめたいのは目的や期間、滞在先といった事実なので、Sightseeing. や One week. のような短い答えで十分伝わります。聞かれたことにだけ、短く答えれば大丈夫です。
長い文を作ろうとすると、文法に気を取られて言葉が出てこなくなりがちです。短い答えなら言い間違いも減り、相手にもはっきり伝わります。Ten day. のように s が抜けても、期間はちゃんと伝わります。もっと詳しい説明が必要なときは、たいてい続けて質問されます。
練習:あなたならどう答える?
どの質問も、自分の旅行に合わせて短く答えられれば十分です。質問を声に出して読み、自分の答えを言ってから、質問をタップして答えの例を見てください。
What brings you here?今回はどういった目的でいらっしゃいましたか?
答えの例:Sightseeing.(観光です)/I'm here on vacation.(休暇で来ました)
Are you here for business or pleasure?お仕事ですか、観光ですか?
答えの例:Pleasure.(観光です)/Business.(仕事です)。pleasure は「楽しみ」のことで、観光なら Pleasure. と答えます。Sightseeing. でも通じます。
How long is your stay?滞在期間はどのくらいですか?
答えの例:Ten days.(10日間です)/For about two weeks.(2週間くらいです)
Where are you staying?どこに滞在しますか?
答えの例:At a hotel near the station.(駅の近くのホテルです)
Anything to declare?申告するものは?
答えの例:No, nothing to declare.(いいえ、申告するものはありません)
CiaoSpeak で入国審査の英語を練習するには
CiaoSpeak の英語コースでは、ユニット12「海外旅行」(CEFR A2)のレッスン「入国審査:What is the purpose of your visit?」で、入国の目的・滞在期間・滞在先の答え方を無料で練習できます。同じユニットのレッスン「到着:Where is baggage claim?」では I have nothing to declare. を、ユニット2「あいさつと雑談」のレッスン「聞き取れなかったら:Could you say that again?」では聞き返し方を練習します。
単語カードで英文を音声で聞き、選択問題で自然な言い方を選び、並べ替え問題で自分でも答えを組み立てます。間違えた問題は、間隔をあけて自動でまた出題されます。審査官の質問を聞いて声に出して答える練習機能も、現在準備中です。
よくある質問
入国審査では英語で何を聞かれますか?
よく聞かれるのは、入国の目的、滞在期間、滞在先の3つです。そのほかに、仕事、初めての訪問かどうか、帰りの航空券、だれと旅行しているか、申告するものがあるかを聞かれることもあります。
入国審査で英語が話せないとどうなりますか?
英語が話せないときにどう対応されるかは、国や空港によって違うため、一概には言えません。ただ、聞かれる質問はだいたい決まっていて、答えは Sightseeing. や One week. のような短い英語で足ります。聞き取れなければ Sorry? Could you say that again? と聞き返し、分からないまま Yes と答えないようにしましょう。
入国審査に日本語の通訳はいますか?
国や空港によって違うため、日本語の通訳がいるとは限りません。よく聞かれる質問への短い答えを、英語で言えるように準備しておくのが確実です。
入国審査で、単語だけで答えるのは失礼ですか?
失礼にはなりません。審査官が確かめたいのは目的や期間などの事実なので、Sightseeing. や One week. のような短い答えで伝わります。文で言いたければ、I'm here on vacation. のように言っても構いません。